要点
- 余剰ブロックは固定数ではなく、残り面子枠との関係で決まります。
- 13枚制は4面子、台湾16枚制は5面子を必要とし、どちらも雀頭1組が必要です。
- 辺張・嵌張が常に最弱ではありません。実質残り枚数、変化、ルール上の価値を比べます。
- 2ブロックが同じ牌を受けても、その牌は二重に加算できません。
- 長い連続形は牌を有効に共有するため、重複だけを理由に崩しません。
ブロックと収容数
面子へ進む2枚形をブロックとします。45萬は3萬・6萬を受けるリャンメン、46萬は5萬を受ける嵌張、12萬は3萬を受ける辺張です。対子は刻子にも雀頭にもなれるため、役割を付けず2枚形だけ数えるのは不十分です。
13枚制で2面子完成なら残り面子枠は2つ、16枚制なら3つです。同じ4ブロックでも、前者では2つ、後者では1つが余ります。安定した雀頭がなければ、どこかで雀頭も作る必要があります。
手牌の役割を分ける
- 完成面子
- 雀頭候補
- 面子候補(リャンメン・嵌張・辺張・対子)
- 浮き牌
1枚を同時に2役へ使えません。3456萬は345+6、3+456、34+56と分解できますが、すでに2面子完成しているわけではありません。
最も弱いブロックの探し方
まず、崩すと向聴数が悪化しないか確認します。次に見牌を引いた実質残り枚数、完成だけでなく次の良形変化、役牌・ドラ周辺・染め手・台や翻などの価値、守備牌が残るかを比べます。たとえば3萬が3枚見えている12萬より、4枚生きた46萬のほうが強いことがあります。
受け入れ重複
23萬は1萬・4萬、56萬は4萬・7萬を受けます。各8枚を足した16枚ではなく、和集合は1萬・4萬・7萬の理論12枚です。重複は表面上の受け入れを水増しし、共有牌を引いた後に一方のブロックを扱いにくくする場合があります。局所ブロックの合計ではなく、手牌全体の有効牌集合を比べます。
隣接対子と有用な共有
55筒66筒は雀頭1枠を競います。一方が刻子、他方が雀頭になれば強いものの、順子系のツモで分解が難しくなる場合があります。残り面子数、各対子の生き枚数、順子発展、対々和や16枚制の価値を確認します。
3456萬のような長い形は、複数の分解を維持する有用な共有です。候補が枠を超え、受け入れを二重計数し、崩しても向聴数を保てるなら有害な重複です。逆に、共有により有効牌・変化・分解が増えるなら柔軟な複合形です。
6段階の整理
- 13枚制4面子/16枚制5面子の目標を決める。
- 完成面子を差し引き、残り枠を数える。
- 雀頭候補を1組確保する。
- 有効牌の和集合を作り、見牌を引く。
- 各ブロックを崩した後の向聴数、形、ルール価値を比較する。
- 打点、守備、巡目、他家の速度を加える。
適用範囲
通常形の枠組みです。七対子は対子を完成単位として扱うため別計算です。役、翻、台、花牌、守備が構造上の整理を上書きする場合もあります。





