壁とは

通常牌は各4枚です。自分の手牌、河、副露、槓、その他の公開牌で同種4枚がすべて見えると、他家がその牌を隠し持つことはできず「壁」になります。

3筒が4枚見えていれば、3筒を必要とする23・34・13・35筒などの隠れた形は成立せず、自分も3筒を有効牌として引けません。壁は捨てる牌ではなく、枚数による構造制約です。

ノーチャンス

鍵となる牌が4枚見えで、指定した順子経路が完全に成立しない状態です。3筒が4枚見えなら、他家は23筒のリャンメンで1筒・4筒を待てません。そのため1筒への「23筒で1筒待ち」という経路は消えます。

しかし1筒は、単騎、シャンポン、特殊形、3筒を必要としない別構造で和了牌になり得ます。「チャンスなし」は指定したブロック経路に対する表現で、捨て牌全体の絶対安全ではありません。

ワンチャンス

鍵牌が3枚見えなら未知の1枚が残り、相手がそれを持てば関連ブロックは成立します。最後の1枚は山、任意の他家の手牌、別面子・対子・特殊形にあるかもしれません。残り巡目、人数、手牌枚数、副露によって状況が変わるため、モデルなしの固定安全率は誤解を招きます。

順子経路の除き方

6索が4枚見えていれば、他家は56索・67索を隠し持てません。これらを必要とする一部のリャンメン経路は消えますが、周辺の4・5・7・8索は別ブロック、対子、単騎に使えます。「このブロック経路がない」と述べ、「周辺牌はすべて安全」とは述べません。

項目スジ
根拠卓上の同種4枚1人の河
基盤その牌を隠し持てない一部リャンメンの数牌関係
対象全員への構造制約1人の相手
フリテンが必要か不要安全性の意味はルールに依存
安全を保証するかしないしない

リーチ麻雀では現物、スジ、壁が同じ守備語彙で使われますが、壁自体は見牌推論で現物にはなりません。台湾・広東でも4枚見えという事実は使えますが、安全への変換は和了形と待ち替えルールに依存します。

自分の受け入れ補正

5萬が4枚見えなら、5萬を有効牌とするブロックは0枚にし、5萬に依存する二次経路も除きます。理論上のリャンメンが実質片側だけになる場合があります。3枚見えなら理論上1枚を残し、重みを下げるだけで削除しません。

数え方と誤り

手牌、全河、チー・ポン・明槓、公開された暗槓、ドラ表示牌、その他の特定可能な公開牌を数えます。暗槓の種類が非公開なら推測しません。

  • 3枚見えを完全な壁にする。
  • ノーチャンスを牌全体の絶対安全と読む。
  • 単騎・シャンポンを忘れる。
  • 隣接する全数牌を安全扱いする。
  • 河だけを数える。
  • ワンチャンスへ固定の放銃率を付ける。

本記事は牌形排除を扱い、普遍的な安全率は示しません。壁は1種の牌を隠し持てないと証明するだけで、周辺牌が和了を完成させない証明ではありません。