スジの由来

リャンメンは3つ離れた2種類を待ちます。

ブロック待ちスジ
231・41–4
342・52–5
453・63–6
564・74–7
675・85–8
786・96–9

4萬を見れば1萬・7萬、5筒なら2筒・8筒に注目します。これは牌形の関係であり、まだ安全という結論ではありません。

何を除けるか

23萬は1萬・4萬待ちです。ルール上、対象相手が4萬でロンできないと確定すれば、そのリャンメン待ちは成立せず、1萬が放銃する一般的な1経路を除けます。

しかし1萬は、単騎、シャンポン、特殊形、手変わり後の新しい待ち、フリテンのないルールでのロン牌になり得ます。スジは一部のリャンメン危険を下げるだけで、0にはしません。

片スジと両スジ

中央の4萬は1–4と4–7の両関係に属します。1萬側の条件だけなら23萬から4萬を待つ経路だけを除き、1萬・7萬の両条件があれば23萬と56萬の両リャンメン経路を除きます。それでも35萬の嵌張、44萬を含むシャンポン、4萬単騎は残ります。

スジが外れる理由

  • 嵌張: 35萬は4萬だけを待つ。
  • 辺張: 12萬は3萬を待ち、完全なリャンメン推論に従わない。
  • シャンポン: 44萬と別対子で4萬を待つ。
  • 単騎: 雀頭用に4萬を待つ。
  • 待ち替え: 序盤の捨て牌は現在の手牌を必ず表さない。

ルール差

リーチ麻雀ではフリテンがロンを制限し、リーチ後の手は原則固定されるため、特定リーチ者の河には強い法的情報があります。それでもスジはリャンメン経路だけを除き、現物より弱い証拠です。

台湾・広東麻雀の多くは同じフリテンを使いません。4萬を切った相手が後に4萬や関連牌待ちへ変わり、卓のルールで和了できる場合があります。スジは牌形・行動の手掛かりで、保護された安全牌ではありません。

相手ごとに分ける

Aが1萬、Bが7萬を切っていても、Aに対する両スジにはなりません。各手牌と待ちは独立しています。相手別に河、副露、色傾向、見牌、ルール制約を管理します。Aに比較的安全でもBには危険な牌があります。

守備手順

  1. フリテンなど捨て牌和了制限を確認する。
  2. 1人の相手についてルールで直接守られる牌を探す。
  3. スジは一部のリャンメン経路を除くためだけに使う。
  4. 壁、見牌、副露、手役傾向を加える。
  5. 嵌張、シャンポン、単騎、待ち替えを例外として残す。
  6. 自分の向聴数、価値、残りツモと合わせる。

3つ離れれば安全、両スジですべて除ける、他家の河を合算できる、リーチのフリテンを他ルールへ移せる、固定安全率がある、という理解は誤りです。本記事は除ける牌形を説明し、普遍的な放銃率は示しません。